Ingwer Design
Staff Report
ingwer design スタッフ紹介です。朝、机の上に置いてあった水を飲んだら日本酒だった。そんな小学生時代・・・。
そして、25歳のある日、突然親からの電話で改名させられた「阿久津 和寛の謂れなき差別」。どうぞお見逃しなく。
リモコン「赤外線を見る」
2007.7.31[Tue]
リモコンから発せられる赤外線は携帯のカメラで見ることができるらしい。
早速試してみた。携帯のカメラ越しにリモコンの赤外線LED部分を見ると・・・。
本当に光ってる!
本「最後の息子」
2007.7.30[Mon]
吉田修一の「最後の息子」を読んだ。
「最後の息子」、「破片」、「Water」の三作品が入っている。
* *
「破片」の抗えない事実と感情が持つ得体の知れない何かが気になって、あっという間に読んでしまった。
僕は独特の決まりごとを垣間見ることで、その輪に入ったような気がする性質なのかもしれない。坂の多い長崎での配達、ビールケースを椅子に酒屋で酌み交わされる会話、母を亡くした家族のやり取り。
ちょっとしたことだけど、その地の、職業の、家族の、目に見えないラインが浮かんでは消え、それを共有することで僕は一員になった気になる。
ただ、そのラインを軽々とぶち壊すような得体の知れない何かがどこにでも存在していて、それを感じながら読んでいくのが楽しかった。
* *
「Water」は十代特有のストイックさと噴出するような感情が描かれていて、懐かしいような、それでいて別世界の出来事のようなエピソードの数々が描かれている。
省吾が完泳した時はちょっと涙がでた。
僕も彼らくらい健全に悶々としていればよかった。臆病だった自分の十代がうらめしい。
作者が書いているように、水泳の後にTシャツを着たときのさらっとした感覚が僕も好きだ。
* *
「最後の息子」は最後の最後で、タイトルが輝く。
ビデオを見ながら話を進めていく書き方が新鮮で、上手な書き方をするなぁ。と思う。人との関係の中で演じることを意識している主人公が、自分にはない魅力を秘めていると同時に哀しさも併せ持ってしまったようで、表裏が一体であることを深く感じさせる。
ひとたび、その裏と表が向き合う時は、一体だった裏と表は分裂し別のものとして、お互いが新たな裏と表を持つのかもしれない。
そんな気がした。
宇都宮「元気であってほしい」
2007.7.29[Sun]
朝、選挙に出かけ、その足で宇都宮へ。
日帰り親戚旅行でロマンチック村へ向かうためだ。栃木にはいろんな村がある。有名どころでは日光江戸村、ウェスタン村、わんにゃん村。チロリン村や栗山村もある。
* *
車でロマンチック村に向かう途中、突然道路に猫が飛び出してきて前を走る車の後輪に激突した。
あまりに驚いてしまい、どんなぶつかり方をしたのか覚えていないけど、歩道に飛ばされた猫は五、六度のたうちまわった後、すごい勢いで茂みへ逃げていった。
今も歩道でのた打ち回っていた姿が忘れられない。
ただ、血も出てなかったし逃げていく姿が俊敏で怪我をしている様子もなかったので、打ち所がよかったんじゃないかと思う。・・・思いたい。
* *
ロマンチック村ではレンタル水着を借りてプールに入り、ひたすら泳いだ。
立川「東京の生活」
2007.7.28[Sat]
8月から長崎へ引っ越してしまう友人の家に行ってきた。
立川へ向かう電車の中は、花火大会へ向かう人々でいっぱい。停車するたび弾き飛ばされ、ドアが閉まるたび折り重なるように詰め込まれる。
立川に着く頃にはぐったりしてしまった。
駅に着くと仁美ちゃんが迎えに来てくれて、並んでとぼとぼと家に向かって歩いた。どうやら近くの昭和記念公園で花火が始まったらしく、ドーン!ドーン!という音が聞こえる。残念ながら花火は木と建物の隙間からかけらが見えるくらい。
* *
去年、生まれたばかりだったいろはちゃんは立って歩くようになっていて、泣いたり笑ったりに忙しい。
文章にしてしまうと何の感慨もなくなってしまうけど、仁美ちゃんといろはちゃんの間に流れる愛情と信頼に、幸せや生きることの衝動が見えたような気がして、なんだかすごいものを見てしまった気分になった。
* *
家で八木ちゃんの帰りを待ったものの一向に来ず、遅い時間になってしまった為帰ることにした。
モノレールに乗って立川に着いた時、八木ちゃんから連絡があって駅でちょっとだけ会えた。
どうやら、びっくりお別れ会があって遅くなってしまったらしい。「ビルを見ても人を見ても和民を見ても、東京を感じてしまってうわぁっとくる。」と言う八木ちゃんは酔ってるせいか、うわぁっときてるせいかわからないけど、ちょっと目が赤く潤んでいて、泣いてんのかな?と思った。
帰りの電車には浴衣姿のカップルがたくさんいて、中央線独特の雰囲気をたっぷり味わって帰りました。
中央線はいつ乗っても、若者の電車で、居場所がないような、肩身が狭いような気分になった。
紙「一枚の紙から広がる世界」
2007.7.27[Fri]
「Peter Callesen」
切り絵と折り紙が混ざったような作品。二次元から浮きたつ三次元の世界が静かに強く迫ってくるようでしばし見とれてしまった。
* *
椎名町から東中野まで走る。
ものすごいバテた。
神宮「かっとばせー前田!」
2007.7.26[Thu]
神宮球場に「ヤクルト−広島戦」を観に行った。
仕事を早めに切り上げて、7時頃千駄ヶ谷駅に到着。球場を目指して歩く。さっきまでパラパラと降っていた雨のせいで湿った空気がまとわりついてくる。
急ぎ足で進んでいると国立競技場の向こうにぼわっと浮かぶ明かりが見えた。
湿った空気にナイターの明かりが反射して球場の上に光のドームがかかっている様に見える。ラッパの音と歓声が段々と大きくなる。
すっかり汗だくになって到着した僕は外野自由席を買って中へ。
中学以来の野球観戦。
ものすごい速さの球を投げるピッチャー。外野席に飛び込むホームラン。ダメでもよくてもブーブー言って騒ぐ応援。野球観戦しながら飲むビール。ラッキーセブンの風船飛ばし。一喜一憂する展開。
「代打・・・前田!」で外野総立ちで盛り上がり、ぼてぼての内野安打で苦笑い。
仕事帰りに野球でビール。たのしかった。
虫「我が家のシャクトリムシ」
2007.7.25[Wed]
食ってるねー。シャクトリムシ。昨日の今日で結構やられている。しかし、大人になったら何になるんだろう?
シャクガ。
ガーン。蛾かよ?!
ベランダ「毛虫じゃなくてよかった」
2007.7.24[Tue]
ベランダ栽培の大葉を豆腐に散らして食べようと、摘み取って洗っていたらヌルンとした感触。
声にならない悲鳴がのどから出る。
シャクトリムシを握ってしまった。最近葉っぱが食い荒らされていたのはこいつのせいか。幸いまだ生きていたので、ベランダ菜園に戻してやった。
君が大人になるくらいの被害なら別にかまわないので、彼と同じ葉を食べていくことにした。
ただ、同じ釜(枝?)の飯を食うものとして、また握ってしまわないよう気をつけねば。
帰宅「大きなネズミ」
2007.7.23[Mon]
自転車で帰っていたら、道路脇に変な気配を感じたので止まってよく見てみた。
大きな鼠が朝顔の鉢の前でうずくまっている。
あまりにも堂々といるので、最初鼠だとは思わなかった。逃げるでもなく、こちらを見るでもなく、目をランランと輝かせて道路脇でうずくまったいた。
益子「おおいかぶさる湿気」
2007.7.22[Sun]
雨の予報だったのに時折晴れ間がのぞく天気。
誰が晴れ男なのか、晴れ女なのか口論をしながらおばあちゃんを乗せ益子へドライブしてきた。
「STAR NET」でお茶を飲んで、少し散歩して、写真を撮って帰りました。
水気たっぷりの雲と発熱寸前の太陽のもと、湿気に包まれた益子は立ってるだけで汗が吹き出てくる。
我先に!と、地上を埋め尽くそうとする緑も汗ばんでいるように濃い色をしていた。
宇都宮「夏休みのような夜」
2007.7.21[Sat]
去年訪れた時と同じように少しぐずついた天気の中、友人の墓参りに行ってきました。
墓地の隣を流れる小川には黒い羽根をはためかせて飛ぶおはぐろ蜻蛉がいました。去年見たトンボの子供かなぁ。
* *
夜は、宇都宮の友人たちとカラオケへ。
アムロナミエ、ホテイトモヤス、ユニコーン、スピッツ、クドウシズカ、オザキユタカ・・・。同年代ならではの選曲。
退室の連絡が来て、最後にみんなで歌える曲にしようと選曲した「1995年メドレー」。16歳だった僕たちの周りで流れていた曲は、イントロを聞いただけで結構思い出せるものばかり。L⇔Rの「KNOCKIN’ON YOUR DOOR」は思い出しきれずグダグダになってしまったが・・・。
そんな1995年メドレー、ミスチルや岡本真夜を抑えて一位に輝いていたのは福山雅治の「Hallo」でした。
楽しかったけど、懐かしくてちょっとだけ切ないカラオケだった。
人「菊地敦己さん」
2007.7.20[Fri]
雑誌で特集が組まれていて、なんだかおもしろい人だなぁ。と思った人。
Bluemarkの菊地敦己さん。
appleのサイトにも「特集」が組まれていた。隅々まで考えつくされコントロールされた考え方や、矛盾する表現を打開する方法、そして出来上がった作品のシンプルさ。
かっこいいなぁ。
講演とかあるのなら行ってみたい。
「バンタンビジュアル研究所 菊地敦己講演」
サイト「世界恩人墓巡礼」
2007.7.19[Thu]
偶然見つけた「世界恩人墓巡礼」というサイト。
このHPの管理人は本当に墓が、そしてそこに眠る人が大好きなんだなぁ。と伝わってくる。
時間を忘れて読んでしまった!カジポン!!すごいよ。
食卓「下ごしらえが大切」
2007.7.18[Wed]
最近料理のコツがわかってきた。
全ての材料を調理できる状態にしてから料理を始める。ということ。
すごく当たり前のことなんですが、今までは炒めながら野菜を切ったり出来るだろうと思っていたところがあり、それが失敗につながっていた。
テーブルの上に切った野菜やら、肉やら、豆腐やらをバーっと揃えて、料理人気分でフライパンを振っていると心なしおいしい料理が出来るような気がする。
朝「一分も狂わず目が覚める」
2007.7.17[Tue]
ここ最近、再びあの現象が起き始めている。
目覚ましが鳴る15分前、6時45分ピッタリに目が覚めるのです。来る日も来る日も同じ時間にパカッ!と起きる。
とはいえ、パカッ!と起きてカクッと二度寝してしまうんですけどね。
要町「将軍の子猫」
2007.7.16[Mon]
キルザのライブでよく会う佐藤君の家に遊びに行ってきた。
玄関を開けると佐藤君が友人からあずかって育てている二匹の子猫がよたよたと出迎えてくれた。
ち、小さい。
手のひらで包むとスッポリ隠れてしまうくらい小さい。久々に子猫を見たけど、かわいすぎるなぁ。
渋谷「エポジ02−キルザライブ」
2007.7.15[Sun]
渋谷に「kill the poltergeist urban security」のライブを観に行きました。
3バンドライブで1バンドに与えられた演奏時間が長いにもかかわらず、あっという間に過ぎてしまった。
いつものように、ライブとライブのインターバルから徐々に音が重ねられて、一曲目の「真っ白む」で幕開け。
ややもすれば神経質に感じてしまうような雰囲気が力強さに変わっていき、曲を重ねるたびに温度とスピードを上げていくようなライブでテンションが上がる。
途中、2,3年前に大塚のライブハウスで演奏していた曲が始まって懐かしい気持ちになった。歩くようなリズムが突然轟音で打ち消されては、また元に戻ってくるような曲。そういえば、オカプを誘ってライブに一緒に行き始めた頃聴いて以来、ずっと演奏してなかったなぁ。
最後にアコースティックでしか聴いたことなかった「ハピネス」のライブバージョンが聴けてほんとにうれしかった。思い入れのある人の別の姿を垣間見たような気がして、おぉ!と思った。
アンコールでは、岡の弾き語りの後「四半世紀少年」が続き、三上君のギターが壊れたのか、岡のギターを三上君が借り、岡、ギターなしの立ちボーカル「HAPPY ICE CREAM」で幕を閉じました。
足にギターコードをからませてマイクスタンドと格闘する岡の横で、三上君が飛び跳ねてる姿がなんだか印象的だった。
このライブを最後に音源作りに入り、しばらくライブがなくなってしまうのが残念だけど、再びキルザのライブが新しい曲と共に始まるのを楽しみに待っていようと思います。
本当に楽しいライブでした。
御殿山「再びヘンリー・ダーガー」
2007.7.14[Sat]
台風の中、原美術館に行ってきた。
家を出る時に小さなビニール傘を手に取ってしまったので、原美術館に着く頃には体の半分がびしょ濡れになった。
4月に一度観にいった「ヘンリー・ダーガー 少女たちの戦いの物語−夢の楽園」をもう一度観たかったので、会期終了直前の今日再び行ってみたのだ。
終了直前だったので、たくさんの人が来ていた。
相変わらず、色彩豊かで不思議な魅力の絵の数々。でも、絵のすごさと同じくらいインパクトがあったのがヘンリー・ダーガーの保護者のような存在だったネイサン・ラーナーの手紙。
ダーガーの死後、ダーガーと共に過ごした日々を回想している内容なのだが、ダーガーの人柄と生涯を綴った文にぐっとくるものがあった。
混んでいたけど観に来てよかった。
あ、そういえば緒川たまきさんが観に来ていた。きれいだった。お洒落な長靴を履いていた。
喫茶店「焼きたてホットケーキ」
2007.7.13[Fri]
煙草を吸わなくなってから、喫茶店に立ち寄る機会が減ってしまった。
煙草以外にも、最近パソコンと始終顔を突き合わせていて人と会う機会が少ないのも関係しているかもしれない。それにしても行かなくなった。
喫茶店に行こう。
ふと、そう思った。すると、「inutic records」の三上君が頭の中に現れて僕に言うのです。
「俺は三度の飯が珈琲館のホットケーキでもいい」
ああ、そういえば三上君が一時期繰り返し言っていた珈琲館のホットケーキ。珈琲館のホットケーキはその場で焼いてくれて非常に美味いということを熱く語っていた。
なんだかそのホットケーキを食べたくなって珈琲館に出掛けた。
注文すると、熱々のホットケーキが運ばれてきた。
焼きたてのホットケーキにバターを塗る、そしてその上からシロップをかけると薄く塗ったバターの上を滑り落ちてシロップ溜りができた。ナイフで切ったホットケーキの切り口にシロップをひたひたになるまで染込ませて食べる。うまい。
でも、毎日食べたらやられると思った。
悲しいね。メタボリック。
テレビ「失われた文明 インカ・マヤ」
2007.7.12[Thu]
深夜に放送しているNHKスペシャル「失われた文明 インカ・マヤ 第1集 アンデス ミイラと生きる」を見た。
今もミイラを家族のように扱い、尊敬の念をもって暮らすアンデスの人々。南米の乾燥した環境はミイラを沢山生み、人々の死生観に大きく影響しているように思えた。
日本のように湿度の高い国では亡骸が腐敗してしまうため、土葬や火葬によって生きているものと死者は隔絶されてしまう。きっと分断されたあの世とこの世をつなぐためには幽霊が必要で、その想像の産物のビジュアルイメージに大きな影響を与えているのが、死者が腐敗していく様子なんだろうと思う。
しかし、アンデスでは今生と死後が共生しているように思えた。人々と死者があまりにも自然に一緒になっているので、あの世とこの世の間をさまよう幽霊の存在理由がないように思えた。
気の持ちようなのかもしれないが、普段だったらちょっと怖れを感じてしまうミイラや骸骨がテレビに映し出されても「気味が悪いな」という感情が起こることもなく、ただただ2000年以上前に生きていた人がそこにいる驚きだけが残った。
テレビを見終わった後、死者と生者が共に暮らすアンデスの文化に、幽霊やお化けが存在するのか気になった。
本屋「金使いアラシ」
2007.7.11[Wed]
最近、本をたくさん買ってしまう。来月のカードの支払額が怖いくらい買ってしまっている。
デザイン関係の本やスクリプト関係の本は値が張るので、吟味しながら買うのだが、なるべく躊躇しないようにしている。
というのも、入社6年目にして自分の仕事の出来なさに焦ってきているのです・・・。
流し読みじゃなくて、きちんと読むことを心がけて・・・いつか身につくようにと。
* *
先日部屋の掃除をしていたら、またしても未現像のフィルムが出てきた。今日、現像から帰ってきた写真を受け取ったのだが、大学2年生頃のもの。
なんだか若い。俺、ふけた。かなしい。
宇都宮「結婚の電話」
2007.7.10[Tue]
中学の友人から立て続けに「結婚します」という電話があった。
どちらも彼女と付き合って長かったので、おぉ、ついに結婚するのか!とうれしくなった。
だが、式場選びやら、早々に嫁姑問題勃発やら、いろんなことが起きているらしい。
ま、なんだかんだと文句を言っていたが二人共声が弾んでいて幸せな感じが電話越しに伝わってきた。
結婚式の準備で忙しいと思うけど、宇都宮に帰ったときに飲みにでも行きましょう。
ほんとおめでとう!
本「任侠サラリーマン」
2007.7.9[Mon]
これからはビジネス書を積極的に読みまっせ。ということで「ヤクザ式ビジネスの「かけひき」で絶対に負けない技術」を読んだ。
常に優位に事を進めていくための知恵が書かれていて、なるほどなーと思う。
ヤクザ式というタイトルどおり、任侠の世界でのシチュエーションを会社に落とし込んで解説している。言葉のマジックというか、コミュニケーション術というのか・・・。
かけひきや気配りの重要性がわかります。
佐縁馬ちゃん「かめはめ波」
2007.7.8[Sun]
「佐縁馬ちゃん」の7月4日のブログにYOU TUBEの動画があった。
ポチっと押して見ると・・・。海外で開かれた「かめはめ波選手権」の映像。
外国人の方が一人一人かめはめ波を放っていく。最後から二番目の方。
「かーめーはーめー・・・・。ファッキン波ーー!!」って・・・。
ファッキンつけちゃダメだろう。
雑司が谷「鬼子母神の夏市」
2007.7.7[Sat]
今日は2007年7月7日。七並び。
そんな七並びの日。雑司が谷鬼子母神の夏市に出掛けてきた。
大きな木に囲まれ鬱蒼とした鬼子母神の境内が出店の明かりで浮かび上がっている。
なんだか異世界のようだなぁ。と思っていた私の横を発泡スチロールの剣を持った子供が駆け抜けていき、お祭りの不思議なテンションが自分の中で沸々と沸いてきた。
焼きそばや大阪焼きで腹ごしらえして、ふらふら写真を撮りながら境内を散歩する。
中学生くらいの男の子グループと浴衣を着た女の子グループが微妙な距離を保ちつつ会話をしていた。
あぁ。甘酸っぱい。
赤い浴衣を着ていた女の子は白いバスケのユニフォームを着ていた男の子に恋してた。間違いない!
本「菊次郎とさき」
2007.7.6[Fri]
先週たまたまドラマの再放送で見た「菊次郎とさき」にはまってしまい、次のドラマが待ち遠しくて原作の「菊次郎とさき」を買ってきてしまった。
北野家で巻き起こる騒動や会話のやり取りは破天荒で呆気にとられてしまうのだが、その裏にはこれでもか!というくらいの愛情が流れている。
母さきと武のやりとり、純真な天然ボケを連発する菊次郎に、本を読みながら笑ってしまった。
特に印象的なのは武が犬をもらってきて両親の猛反対を受けるのだが、機転を利かせて飼ってもよいと許可をもらうところ。
わかっちゃいるけど見過ごしてしまう「家族は最も小さな社会」ということを読んでいて強く思ってしまった。
本「IDEA HACK!」
2007.7.5[Thu]
先日読んだ「PLANNING HACK!」がおもしろかったので、このシリーズの1作目である「IDEA HACK!」を読みました。
「若い女の人」を対象にしたキャンペーンを考える時、正反対である「年を取った男性」について考えてみる。といった二項対立を使った方法なんかがおもしろかった。なんやかんやでターゲットを気にするあまり、視野が狭くなってしまうことが多いのでなるほどなーと。
以前はビジネス書というと、なんだか敬遠していたけど、スケジュールの立て方や会議の進め方、普段から習慣付けると役に立つことなどが軽快な文章と共に書いてあって、ビジネス書もおもしろいもんだなーと考えを改めました。
こういう本は読んだだけでなく、感心したことを自分の中に取り入れなければ意味がないわけですが、あれもこれもは多分無理なので一つずつ身に付けていこうと思います。
ソフト「Picasa」
2007.7.4[Wed]
Googleが提供している写真管理ソフト「Picasa」がなかなかいい。
大量の写真を整理し視覚管理できるデータベースにしてくれる。おすすめ。
友人「この夏、父になる」
2007.7.3[Tue]
この夏、友人に赤ちゃんが生まれる。
女の子らしい。
高校の友人では初めての赤ちゃん。一緒にバスケをやったり神輿を担いだり、放課後にファミスタ、マリオカートに明け暮れていた彼もついにお父さんか・・・。感慨深い!!
おめでとう!!
漫画「ベルサイユのばら」
2007.7.2[Mon]
「ベルサイユのばら」を読んでます。
「チェーザレ・ボルジア」に続くヨーロッパが舞台の漫画。とはいえ、チェーザレが活躍した1400年代後半のイタリアルネッサンス期から200年後のフランス革命前夜が舞台。
200年の時を経ても共通しているのは階級による格差。そして、貴族による重税で市民が困窮していること。
フランス革命前夜の混沌とした世界にオスカル、アンドレ、フェルゼン、マリーアントワネット、マリア・テレジア、ロザリー、ポリニャック婦人らの愛憎、策略、苦悩が交錯してさすが名作だなぁと思わせる。
ベルばらかよー。と思ってたのに、ページをめくったら朝までかかって3巻まで読んでしまった。後半の2巻が楽しみ。
しかし、オスカルがやっぱりいいねぇ。
表参道「島根・京都・栃木」
2007.7.1[Sun]
島根からやってきたふぅと会った。
いろんな出来事があったらしく、お互いの近況を話した。ふぅが話す色々なことに頭の中が混乱した。僕の十代の頃はどんなだっただろう?
十代の頃は今より、はっきりとした基準があったような気がする。それは自分だけの基準で偏見に満ちているのかもしれないが、受け入れられるものと、受け入れられないものがあった。
年を重ねるたび、いろいろな人や出来事を知って「ない」と思っていたことが「あり」だったり、「正しい」と思っていたことがもろくも崩れたり、基準はあいまいになるばかり。
このままどんどん基準があいまいになっていくのか?
でも、それは話してくれてる人に対しても、自分に対しても無責任な気がする。
* *
今日、ふぅに会いに行く途中、表参道で英史と年美ちゃんに偶然会った。
英史とはいつも偶然会う。以前、英史が京都にいた時もたまたま同じ電車で帰省していて同じ車両の斜め前に座っていた。自転車で坂を上っていたら坂の上に英史がいた。その他にも細かい偶然がいっぱいあった気がする。
なんだか年美ちゃんと一緒にいていきいきしている英史を見て嬉しくなり、わけわからない会話をひとしきりして一枚写真を撮って別れた。
「きっと阿久津と会うような気がしてたよ。」と会うなり驚くでもなく言う英史。お、おおそうなのか?!