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会社終わった後、先輩と二人で居酒屋に行った。

芋焼酎をロックで4,5杯、ビールを3杯飲んだら、
かなり酔っ払った。

最近、酒に弱い。
酒に弱すぎる。

悩める三上氏と東中野で落ち合うが、
酔っ払っていたため、あんまり印象に無い。

バンドの練習に行った。

新曲に歌詞をつけて臨んだけど、うまく歌えなかった。
というより、うまく歌えた事なんか一度もないんだけれども。

練習が終わると、星君が「キッチンママ行こう。キッチンママ行こう。」と
うなされたように、何度も言うので、キッチンママに行った。

大場、星君と今後について話し合うが、
特に名案は浮かばなかった。

家に帰ってから、暫くすると、
「ツィゴイネルワイゼンが観たい。ツィゴイネルワイゼンが観たい。」と、
うなされたようになってしまった。

なので、ツタヤに行って借りて来た。

これは相当面白かった。
めちゃめちゃ不気味だったけど。
ストーリーの無い映画って言われてるけど、普通に筋はあった気がする。

ストーリーとは全く関係ないところで、
強烈なシーンがずっと頭にこびりついている。

他のも観てみたい。

金曜日なので会社に行った。

会社で最下流人間にあたる私は、飲み会の幹事をするのです。

豚肉料理屋のコースを予約してある。
コラーゲンしゃぶしゃぶ、というのに惹かれて予約した。

コラーゲンしゃぶしゃぶというのが、男ばかりの職場でどのくらい意味があったのか分からない。
唯一の女性も「要するに只の油でしょ？」とドライでクールだった。

二次会は何を話したのか覚えていない。

最近、会社の飲み会で、テンションをどう保ってよいのか分からない。
なんだかやけくそ気味だ。
大きな声でしゃべりすぎたのか、朝起きたら声がかすれている。

木曜日なので、会社にいった。

サミットでバナナとか、うどんとか、パンとか、を買う。

今日は７km程走ったぞ。

走っている間、阿久津のお母さんみたいな風貌の、
めちゃくちゃ格好良く走る女性と何度もすれ違う。

帰って来てから、納豆チャーハンとサミットで売ってたオカズを食べる。

気持ちがよい。
ビールがうまい。

だけど、仕事はつまらない。

水曜日なので、会社に行った。

一日、気の遠くなるような同じ事の繰り返しをする。
勇気を振り絞って、17:50に退社する。
17時台に退社するには、大いなる意思を持っていなくてはならない。

反射的に「もう退社するの！？」と言われたが、
「はい。」と普段の10倍くらいの歯切れの良さで返事した。
心が折れてしまってはいけない。

渋谷のLa-mamaというライブハウスにオキザリスを見に行った。

ステージの上、ボーカル小原君が一人で歌い始めた。
透き通る声で。
途中から、ドラムとベースがステージに上がり、
一気に曲に入ってきた。

俺はそれまで座ってビールを飲んでいたけど、
流石に立ち上がらざるを得なかった。

以前見たときは、恐ろしくナイーブな感じがしたけど、
その時とは全然別物になっていたような気がする。
凄く力強かった。
感情的にギターをかき鳴らしていた。
だけど、荒々しくなった分、前に感じたナイーブさが際立っているような気がした。

小原君の足元のエフェクターが青く光って、顔を照らしていた。

オキザリスのマネージャ？？の宮澤君がいた。
「凄く格好よかったね」と言ったら、
「最後の曲なんて俺が色々アドバイスしてやったのよ。ふふん」と、
何故か偉そうで、「てめーこのやろー」と思った。

しかし、何故かビールを奢ってくれた。
どうもありがとう。

オキザリス格好良かったなぁ。

火曜日なので、会社に行った。

嫌な予感のする仕事について、午後ずっと考える。
目的がまだ余り分かっていない。
目的をあわせるための資料を作る。
秋葉系の先輩が相談にのってくれる。

秋葉系の先輩は「げんしけん」で言うところの
マダラメ君のような人のようだ。

「あんなのは何処にでもいる。世の中にはもっと強者がいる。」
と言っていた。
俺からしたら、そうそういないんだけど。

家に着いてから、先週の木曜日からの日記をつける。
今、やっと追いついた。
その間、洗濯機を回す。
脱水の一番激しいところで床が揺れた。
隣の人、下の人、ごめんなさい。

そろそろ毎日日記をつけるように心がけて、一ヶ月経つ。
このままオチの無い日記をつけてよいのだろうか。
しかも、あんまり感情を記してないので、
後から読んでも思い出せないような気がする。

月曜日なので、会社に行った。

そろそろ阿久津にまつわる色々を始めないとマズイ。
池袋に岡平愛子を呼び出した。

阿久津にまつわるエトセトラを話し合いながら、
定食を食べる。

阿久津と阿久津が合流する。
阿久津瞳の兄が偶然同じ店でご飯を食べていらした。

阿久津と阿久津と岡平がコーヒーを飲むと言っていたが、
強引に家に帰る。

小雨がアンニュイな日曜日の午後であって、
何もしないことに決めた。

合言葉は「be mikami」

ムトウ君、ごめん。