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ロクシタンの石鹸を使ってみたら泡がしっとりとして使い心地もいいしとってもいい匂いがするから最近はよくロクシタンの石鹸を買っている。

好きな石鹸を少しだけ削って部屋に置いておくとしつこくない優しい匂いが広がってドアを開けるのが楽しみになった。

当日は行けなかったけど前一緒に住んでたゆみちゃんの誕生日がこの間あったからそのプレゼントとして好きな匂いの石鹸だけを選んで今日届けに行って来た。

見たくない自分の気持ちとかを見て落ち込んだりしてたけど沢山ある匂いの中から好きな匂いを探すのはとても楽しくて何だかゆったりとした柔らかい気分になった。

久しぶりに会ったゆみちゃんとオウムのもんちゃんは元気そうで少しの間しか一緒にいられなかったけどとても楽しかった。
私の好きな匂いをゆみちゃんも気に入ってくれたら嬉しいな。

会社帰りに何故か友達と東京大神宮に行って来た。

ここは縁結びで有名な神社らしく、もう日も落ちて暗くなってるのに結構人がいてその人たちがやけに真剣にお参りしてるから何だか不思議な感じがした。

一緒に行った友達はいつも前向きで後ろなんて振り向かず全部自分一人で決めたことだから全部自分の責任で何にも後悔することはないっていつか明るい表情で言っていた。

可愛く朗らかな彼女がいつも楽しそうにしてるのは自分の本当の気持ちを信じて誰かのせいにしない道を選んでるからなんだと思う。

神社に行った帰り二人でお茶をしながら色んな話をしていっぱ
い笑ってすごく楽しかった。彼女が書いた願い事叶うといいな。

キネマ旬報の表紙になってる吉岡秀隆があんまりかっこ良かったから買って読んだら「ALWAYS 三丁目の夕日」が見たくなって映画館に行って来た。

吉岡くんはどの役をやってもどこか悲しい表情とか雰囲気があってその感じがとても好き。表紙の写真も泣きだしそうな顔してる。

私がそういうのないからかもしれないけど雰囲気のある人が好きで暗さとか弱さとかその人の体の周りを包む空気に触れさせてくれる人にいつも憧れる。
それはきっと純粋さで、色んなものを見て傷ついても本当の自分を捨てきれない人がそれを隠すと作り物ではない何かが目線や指先に乗って表れるんじゃないかと思う。

いつか私も自分だけの緩やかだけど確かなものを持ってみたい。

小学２年生の時に出会って以来ずっと友達のゆかちゃんが今日宇都宮から新しい部屋を見に来てくれた。

ゆかちゃんが持って来てくれた美味しい温泉パンを食べてそれからあいちゃんと見てしばらく心を離れなかったバルケンホールの作品をゆかちゃんにも見せたくて初台に行って来た。

ゆかちゃんはすごいなぁってたくさん言って帰りにエレファントマンのポストカードを買っていた。私もエレファントマンが一番好き。初めて見た時の目の奥がすーっと色付いていく感じ。
ゆかちゃんはどんな風に思ったんだろ。

今度ゆかちゃんが東京に来た時もまた私の感動したところや楽しかったところに一緒に行きたい。そう思える大切な友達。
次はどこに行こう。

いつもタイミングが合わなくてずっと会えずにいた友達と今日
会うことになった。

半年ぶりくらいに会う友達は２０キロも太ったらしくちょっと見た雰囲気がまるで別人の彼の中から聞き覚えの声がすると変な違和感があってなかなか馴染めなかった。でも昔からの友達だから何か変だなっていう感じは抜けかったけど楽しかった。

その後彼と別れたあとたまたま同じ新宿にいたあいちゃんと合流しあいちゃんの同僚の人と少しだけ一緒にお酒を飲んだ。

みんながすごく楽しそうでわいわいしてていいなぁと思った。私は何となくいっぱいの人と過ごすことが苦手でいつも一人の友達と二人で過ごすことが多いから、こんな風に何人もの女の子とお酒を飲んだりすることがなかったけど、何だかすごく楽しくてみんな優しくて好きだと思える人となら一人でも何人とでも楽しい時間が過ごせるんだなぁと思った。

そして今は家にいて岡くんが悲しい曲ばかりをギターで弾いて歌っている。私は岡くんの悲しい曲がとても好き。今日は朝まで歌ってたらいいのに。

インフルエンザの予防注射をしてきた。

会社の社長が利用している会員制の病院で入会費とか年間費が５０万くらいかかる銀座の病院。注射の針もすごく細いものを使ってるらしく、筋肉注射だったのに全然痛くなかった。

私は注射をされて薬が体に入っていくのとか血が抜かれるところを見るともうだめだという気持ちになってその感じが独特でいつも針をじっと見てしまう。
透明の薬の中に一瞬自分の血が混じってその血がまた押し入れられるのを見た時とかのあの逆らえない感じにぞわっとする。

会社の帰りに映画が見たくなって近くの映画館に入った。そこでは２つしか上映してなくてたまたま上演１分前だった方を選んで映画を見た。まとわりつくような漠然とした暗さがあるような時たまに一人で映画を見るとその暗さにどっぷり浸かって抜けられる時がある。

まだ見てない映画のかっこいいポスターが売ってたからそれを買って寒いなぁと思いながら帰ってたらやっぱり少し気分が変わってた。このポスターどこに貼ろう。

今日はどういう訳か占いをしに行こうということになって会社で仲良くしてる友達と二人で原宿に行って来た。

なんだかあんまり当たってなくてちょっとがっがり。

占いでもすれば少し気持ちが変わるかなと思ったけど全然ダメだった。

占いの帰りに餃子でも食べて帰ろうかということになって原宿餃子楼に行って来た。にんにくたっぷりの餃子をもりもり食べて色んな話をしてたらちょっと楽しい気分になった。

もう夜とか本とに寒くて冬なんだなぁと思う。

明日もポケットに手を入れて少し遠回りして帰ろう。

今日は阿久津くんの誕生日だった。

岡くんと待ち合わせしてサプライズグッズとケーキを買ってそれから料理を作った。途中であいちゃんも来て窓にキラキラ光る電飾を付けたり、阿久津くんをびっくりさせる作戦を考えたりしながらみんなで帰ってくるのをわくわくしながら待った。

作戦はちょっと上手くいかなかったところもあったけど、何とか無事成功し阿久津くんは何度も嬉しいなぁと言っていた。

あとから外に出て部屋の窓を見ると冬のつんとした空の中に電飾の赤と青と緑と黄色の光が点いたり消えたりしながら夜の色と混じるように優しく光ってるのが見えた。すごくキレイ。

祝っている私が嬉しくて楽しくなる誕生日だった。

おめでとう！

この間『私の世界遺産』という自分の大切な場所を紹介してる記事を見て、じゃあ私の大切な場所はどこ？という話になった。
みんな少し考えながらもすぐにその場所のエピソードもまじえて教えてくれたのに、私は一個も思いつかなかった。

一個も思いつかないのが淋しいからたまにそのことを思い出して考えてたら一つだけ懐かしい場所があることを思い出した。

高校を卒業するまで栃木の不動前という所に住んでいた。そこにその名前の由来する小さな仏像が置かれたやしろがあって、私は毎日その前を通り学校に行き帰って来てた。

そのやしろには白くて細い短冊形の和紙が貼ってあって、小学生の時友達とその和紙に書かれた言葉を覚えようと、背伸びをしながらその言葉を読み、口に出して言い合いっこをしていた。

のうまく〜から始まるその言葉は魔法の呪文みたいで、それから何か痛いこととか怖いことがあった時は必ず心の中で２、３回その言葉を唱えるようになって、そうするとふっと何かに守られたような気がして強い気持ちになった。

その言葉が不動明王の真言だと知ったのはそれから随分後になってからだけど、今もそれは私のお守りみたいになっていて何かある度にそっと心の中で握っている。

私の大切な場所はその言葉を知ったあのやしろで、そこになかなか行けないけど言葉としては常に私の中にある。今度大切な所は？って聞かれたらその言葉と一緒に教えてあげよう。

栃木から餃子がたくさん送られて来てたから、あいちゃんと作って食べた。

ここ２日間二人でごはんを作って食べてる。昨日は鮭をムニエルにして食べた。今日はあいちゃんが肉厚のしいたけと小松菜を野菜炒めにしてくれてそれがとても美味しかった。

一人で作るごはんも楽しいけど、二人でたわいない話をしながら
作るごはんは温かい。台所から出る湯気でさえ柔らかい感じがする。

私たちが作った餃子は表面がこげて中身も少し出ちゃってたけど、阿久津くんが作った餃子は餃子の羽と言われる皮がパリっと出来てて見た目から美味しそうだった。餃子が上手く作れるスタンドが付いてる人はやっぱり違うなぁ。

ごはんを食べた後、退屈だったからキャッツごっこをして遊んだ。
あいちゃんが最も純粋なジェリクルキャッツに決定。

今年の６月頃に買って育ててたワイルドストロベリーに白い小さな花がついてそこに赤くてかわいい、いちごがなった。

いちごを見つけた時は嬉しくて時々指で触ったりふっと吹いてみたりして、小さく揺れるいちごを眺めながら、あんまり葉をつけなくていちごがなるどころか花が咲くことも諦めてたのになぁと思った。

いちごを何日も楽しんで、だんだん熟してきたから今日そのいちごを食べることにした。

ようくうがいをしてまたちょっと眺めて、ぽんといちごを口の中に入れると柔らかくて酸っぱくてちょっとだけ甘い、むずむずする味がした。嬉しい。

ワイルドストロベリーを食べると恋が実らないっていうけど本とかな。つんと鼻をすするとまだ甘い匂いが残ってるのに。

今日はキルザのライブだった。

イングワのロゴＴを着たメンバーの撮影を兼ねてたからずっと写真を撮ってたけど、そんなカメラとかレンズ越しに見るんじゃなくて、自分の目でちゃんと感じて見たいって思うくらい本当にかっこいいライブだった。

私はキルザのライブの始まり方が好きで、岡くんの絶叫からとか全員が後ろを向いた状態からとか、そういうのがいつもかっこ良くて、こんな始め方するバンドのライブは絶対いいって始まる時から期待で気持ちがぐぐっと上がるんだけど、今日もスクリーンが少しずつ上がって、キルザが演奏してるのが見えた時は、体というか心がぶるっときた。
本当にすごい。

私もそんなに多くはないけど色んなバンドを見て、楽しかったとか良かったとか思うこともあったけど、キルザは見終わった後色んな思いがわっと回って、自分で気持ちを低く抑え込まないとパンクしそうになる。だからキルザの次のバンドとかは心のひだひだをなくす為の時間みたいなもので大抵見れてない。

キルザ。かっこよすぎるな。