Ingwer Design
Staff Report
ingwer design スタッフ紹介です。朝、机の上に置いてあった水を飲んだら日本酒だった。そんな小学生時代・・・。
そして、25歳のある日、突然親からの電話で改名させられた「阿久津 和寛の謂れなき差別」。どうぞお見逃しなく。
写真「イチゴ一会」
2007.5.31[Thu]
イチゴがおいしそうだ。
この日あったことを思い出せないわけではない。きっと・・・。
宇都宮「棺の花」
2007.5.30[Wed]
出棺時、祖母が身内の人の手向ける色とりどりの花で覆われていくのを見て本当にきれいだと思ったのと同時に、不謹慎ながら、ここにいるすべての人がいつか同じように花で彩られていくのかと思うと変な感じがしました。
もちろん自分も来るべき時がくれば棺に横たわっているのでしょう。そのときは祖母のように綺麗な花で埋め尽くされて出棺したいです。
大往生の祖母。本当にお疲れ様でした。
宇都宮「祖母のお通夜」
2007.5.29[Tue]
祖母のお通夜に行ってきた。
10年ぶりくらいに会ういとこ。皆口をそろえて「かっちゃん!何年ぶり!誰かわからなかったよ。」と言う。畑に実っている茄子を見て「カブトムシがいっぱい!」と言っていた小学生の頃の私の記憶しかないようだった。
大往生した祖母と葬儀へ参列してくれた沢山の人。葬儀は、人のつながりを次の世代へと橋渡しする場を作ってくれる。
こうやって、久しぶりに従兄弟に会えたこと、祖母を知る沢山の人に会えたことは祖母からの最後の贈り物なのかもしれないなぁ。
日記「ずいぶんさぼっちゃった」
2007.5.28[Mon]
だいぶ日記を書くのをさぼってしまった。
思い出しながらちょっとづつ書いていこうと思います。うーん、ちょっとあいだがあきすぎて記憶が曖昧になってきてるなー。
新幹線「いろんなことが行ったり来たり」
2007.5.27[Sun]
昨日作ったケーキを抱えてオカプの家に。
ドアも窓も開け放たれたオカプの家で「30」をお祝いしました。一ヶ月くらい遅くなってしまったごめんよ。そしておめでとう!
相変わらずネコにゃんはデカイ。
母からの電話で祖母が亡くなった事を知りました。
すぐ帰ろうかと思ったのだが、どうにも足が宇都宮へと向かないので、髪を切りに行きました。中野坂上の美容室で坊主にしてもらった。
時間が経つにつれ、すぐ帰ればよかったと思いながら、新幹線で宇都宮へ。
祖母はドライアイスに包まれて寝ていました。去年会った時となにも変わらない姿。最後に祖母と会ったときカメラのシャッターを切ったことを思い出しました。
少し緊張した祖母の姿と声を思い出す。でも、本当に実感がない。祖母に、死んでしまったことに。うーん、変な感じ。
始発で東京に戻って会社に行こうと思ったが、終電の新幹線に間に合いそうだったからそのまま東京に戻りました。
料理「ケーキを作る」
2007.5.26[Sat]
初めてケーキを作った。
本には卵と砂糖をかき混ぜてモッタリさせる。とあるが、いっこうにモッタリしなかった。その結果スポンジケーキとは程遠い固いケーキ・・・そう高野豆腐のようなケーキが出来上がった。
モッタリしなかったのは手際が悪かったのではないかと思い、生クリーム作りでは一気にバーミックス(かき混ぜ機)で混ぜることにした。そうしたら液体だった生クリームが5秒でカターイホイップクリームに変わってしまった。一瞬の出来事。
ケーキ作りは難しい。
でもなんとかケーキが出来た。なかなかの達成感!
PV「フジヤ。ミヤギ。」
2007.5.25[Fri]
ダイスで作られたPV。
フジヤ・・・。ミヤギ・・・。フジヤ・・・。ミヤギ・・・。
このフレーズが耳から離れん。離れん。
チョモランマ「そこにはなにがあるのか」
2007.5.24[Thu]
アルピニスト野口健の日記「野口健からのメッセージ」の内容が壮絶で驚いた。
地球上で一番高い所はすぐ隣に死の世界があるよう。出会った登山者が次々と倒れ、死の境界線を越えていってしまうとは・・・。
ただ、死線を越えて辿り着いたチョモランマ山頂からの写真は、地面に足をつけて見ている世界とは思えない程。でも、この山頂ですら、元々は海だったところが盛り上がって出来たもので貝の化石が見つかるというのだから地球は不思議だ。
映画「夜のピクニック」
2007.5.23[Wed]
DVDで「夜のピクニック(リンク先:音出ます)」を見ました。
夜通し80キロ歩き続けるという高校行事「歩行祭」を舞台に物語は進んでいきます。こういう一見何の意味があるんだよ?と思う学校行事が後々思い出に残ったりするものです。夜通し友達と歩けば、いろいろな話をするし。
* *
しかし、映画を観ていて何度も現実に引き戻されました。こういう学園ものをテーマにするのは難しいんだろうなぁ。と思います。
なんだか不自然というか・・・。きっと、観ている人それぞれが学生時代を経験しているから比較してしまうのかもしれません。えー!こんな奴いなかった!とか、こんなのありえない!と。
きっと、根幹部分は変わらないにしろ映画のように映像として細かな部分まで描くと時代や年代がでてしまうんだろうなぁ。
例えば、私の学生の頃はポケベルにメッセージを送るのに公衆電話に列が出来たんだよ。と今の学生に話しても実感してもらえないように。
本で読んだほうが、細かな部分を自分の思い出で埋めることが出来るので楽しいかもしれません。
でも、ぶーぶー文句を言って観ていた割に、いろんなシーンを思い出すから不思議です。
* *
あー、連日の映画鑑賞で寝不足だ。
ネット「YOUTUBEでの出会い」
2007.5.22[Tue]
2006年にデビューし、スティービーワンダーを彷彿とさせる歌声で人気というイギリスのソウルシンガー、ネイト・ジェームス。
彼のバックバンドの一人が、彼の楽曲である「ジャスティファイ・ミー」をつたないながらもピアノで演奏する日本人少年の映像をYOUTUBEで発見。
その映像に感動したジェームスは今年2月に来日した際、取材のたびに少年との対面を熱望している旨を伝えていたそうです。その甲斐あってか、それを聞いた少年の両親がレコード会社に連絡を入れ、4月17日にライブでの共演が実現したそうです。
しかも、今年3月21日に発売されたセカンドアルバムの日本版ボーナストラックには「ジャスティファイ・ミー」のピアノ弾き語りを収録。
なんだかいい出会いだなぁ。
■BARKS「ネイト・ジェームス、YouTubeで出会った日本人少年と夢の共演」
* *
さて、昨日に引き続き「パイレーツ・オブ・カリビアン−デッドマンズ・チェスト」を観ました。
ディズニーランドのカリブの海賊をほうふつとさせるところがいくつもあって・・・例えば、牢の鍵を持った犬を骨でおびき寄せるところとか、トルトゥーガのハチャメチャなところとか・・・そういうのを見つけながら観ました。
シリーズ完結編であるワールドエンドにつながるストーリーのため、おい!というところで終わります。
おい!
映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」
2007.5.21[Mon]
今日は「パイレーツ・オブ・カリビアン−呪われた海賊たち−」。
先入観としてジョニー・デップが演じるジャック・スパロウ船長は残忍でしたたかなのかと思っていたら、思いっきり裏切られた。冒頭では沈みかけた船に一人でいるし・・・。
ひょうひょうとしたスパロウ船長がなかなかよかったです。小さい子と見に行ったら大喜びだろうなぁ。
映画「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」
2007.5.20[Sun]
ちょっと前に岡が映画月間と決めて積極的に映画を観ていたように、私も今週を映画週間と定めて機会があったら映画を観ることにしました。
ということで「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」のDVDを借りてきて観ました。
何事も度胸。そう思いました。
全米50州、そして26カ国の警察から追われるその男は・・・。16歳から21歳までに、医者、弁護士、パイロットと身分を偽り、偽造小切手で250万ドルを稼ぐ。
映画用に脚色している部分はあるものの実在の人物の話というのがすごいです。
鎌倉「地図を読み込む」
2007.5.19[Sat]
也寸志氏が鎌倉に写真の暗室機材を受け取りに行くとのことで、機材運搬ドライバーとして出掛けてきました。
首都高−東名高速−横横道路という少し遠回りのルートで鎌倉へ。
暗室機材を譲っていただく家は七里ヶ浜の高台にある家で、手入れの行き届いた庭が素敵な家でした。
亡くなった祖父が使っていたという機材は、丁寧に梱包されていて大切に使っていたことが伺えるもの。写真好きの也寸志氏によって再び使われることを考えると感慨深い。
せっかく鎌倉まで来たので長谷寺と鎌倉大仏を見学してきました。
* *
鎌倉の大仏、たぶん初めて見ます。
背中に窓があって、ぱかっと開いてるのがほほえましかった。しかも20円を払うと大仏の中にも入れます。
帰りは来た道を戻ろうと思っていたのですが、高速の分岐を間違えて大黒ふ頭へ。一旦、大黒ふ頭で車を止め、帰路の計画を練り直す。
地図を見ると実は行きよりも近道して帰っていることに気づく。帰路はK5大黒線−K1横羽線−1羽田線−5池袋線に決定。
うーん、地図は見るのは楽しい。帰ってから地図を見て今日通ったルートの検証をずっとしてました。
【Nikon D40/AF-S DX ズームニッコール ED 18-55mm F3.5-5.6G II】
映画「ブラッド・ダイヤモンド」
2007.5.18[Fri]
同僚から「ブラッドダイヤモンド(ページによって音でます)」のチケットをもらったので観てきました。
ディパーテッドの時と同じく、この映画でもディカプリオは男臭い演技をしています。
ギルバートグレイプの頃の繊細さとはまた違う魅力に変わってきていて、年を重ねることで、求められる魅力が変わってくるのかもしれないなぁ。と思いました。
いい年の取り方をしている気がする。
* *
この映画のストーリーの根底にはアフリカが抱える問題が流れていて、豊かな土地とそれがもとで生まれる紛争、美しい自然と貧困、陽気さと残虐性、あらゆる矛盾が混ざり合っていることに驚きました。アフリカ人の考え方、文化の違いを見せ付けられたような気がします。
映画の舞台となったシエラレオネ共和国に住んでいたことがあり、紛争の武装解除に従事した伊勢崎賢治さんが書いていた「彼らは差別をしない。でも、殺人に関して彼らはためらいがないですね」という言葉を実感させられる映画でした。
私達の生活。アフリカの生活。私の日常が当たり前のように、アフリカに住む人にとってはそこでの生活が日常。・・・なんだよなぁ。
【Nikon D40/AF-S DX ズームニッコール ED 18-55mm F3.5-5.6G II】
検査「24時間心電図」
2007.5.17[Thu]
24時間心電図検査をやってきました。
薄い電極と万歩計くらいの大きさの本体を体に貼り付けてデータを蓄積していくそうです。
データを蓄積している間、事細かに行動を書かなければなりません。食事、起床、就寝、運動、仕事、トイレ、階段昇降などなど。どんな結果が出るのやら。
水田「カエルがいない・・・」
2007.5.16[Wed]
幼稚園の頃過ごしていた工場の近く。
周りが水田のため隣の友人の家まで幼稚園生の足では行くことが出来なかった。なのでいつも主に一人。用水路にタンポポの茎で作った水車を浮かべたりして遊んでいました。
今は病院や大きな道路が出来、ちょっとづつ変わってきてはいるけれど、いまだにあの頃の風景が残っています。とはいえ、どんだけ大きいんだ!と思っていた水田も今はあっという間に一周できる。僕も大きくなったものだ。
ちょっと気がかりだったのはカエルを一匹も見なかったこと。おたまじゃくしもいなかったなぁ。
要町「引越しと鳩と姉」
2007.5.15[Tue]
会社帰りに姉の引越しを手伝ってきた。
ベランダの室外機の下に鳩が巣を作っていた。ヒナが2羽。あぁ、巣立つまでなんとかならないかなぁ。どうか清掃業者がすぐに入りませんように。
宇都宮「稲荷様と宇都宮城と新車」
2007.5.14[Mon]
昨日はみんなで墓参りに行ってきました。
お墓へ行く途中、水田の真ん中に丸くこんもりとした林があります。以前、父に聞いたら「あぁ、土地の守り神じゃないのか?」と言われ、なんとなくそうなのかと思っていたのですが、どうにも気になったので見に行ってきました。
行って見ると本当に丸く水田を切り取ってあり小さな山になっている。東向きに鳥居があって、山の天辺に社があった。なんだかあまりにも鬱蒼として背中に寒気が走る。頭上の枝に鮮やかな緑の毛虫がいた。
おぉ。なんだか怖い。
ということで、山には登らず鳥居の前で手を合わせて帰りました。
* *
その後、完成したと言われる宇都宮城へ。
がーん。
総工費36億円か・・・。みんな苦笑いで出てきていた。
* *
帰り道、車が突然ガタガタいいだして壊れた。なんとか動くものの加速しない、坂を上らない、馬力がないでひやひやしながらディーラーへ車を持っていく。
メインコンピュータと点火プラグがおかしくなってますね。とのこと。3月に車検に出したばかりなのに・・・。代車を貸してもらい帰る。
その代車が最新の車だった。
今の車って、ボタンでエンジンをスタートさせるんですね。快適な乗り心地だったので、我が家の車がこれをきっかけに新車にならないかと期待してます。
思いがけず最新の車に乗れてうれしかった。
【Nikon D40/AF-S DX ズームニッコール ED 18-55mm F3.5-5.6G II】
益子「展覧会と喫茶店」
2007.5.13[Sun]
昨日は、益子へ河原健雄・ケイカオリ展を見に行きました。
河原さんの作る器は、内側から膨張していくような作品でひびから覗く色鮮やかな釉薬の色が綺麗でした。粘度の違う土を使うことで、自然なひびを入れているそうです。
ケイカオリのお二人が作る柿渋細工は新作がたくさん出展してありました。今回の作品は特に渋の色が綺麗で映りこむような深い茶色にしばし見とれてしまいました。
DM用にいくつか作品の写真を撮った後に、メイン通りから少し奥に入ったところにある「益古時計」という店へ。
ロッジのような造りの喫茶店の中にはギャラリーも併設してあって、そこに置いてあった小さなふた付瓶が気に入りました。・・・が、買うか悩んだ挙句結局買わず仕舞い。
このお店で注文したスープとサンドイッチがうまかったです。
* *
益子にはいろんな喫茶店やギャラリー、アンティークの店が自然あふれる中に立ち並んでいていつの間にかストレスがなくなっていくような気がします。益子でゆっくりとした時間を過ごすのもいいものです。
益古時計の本棚にあったカタログ「45rpm」。装丁がきれいで気に入りました。
宇都宮「鳥と猫と人」
2007.5.12[Sat]
宇都宮の実家に帰る。
実家には姉と彼氏も帰ってきていて、それぞれのペット、猫のゴムちゃん、ソロモンオウムのモンちゃんも勢ぞろいしてにぎやかだった。
ゴムちゃんはスフィンクスという種類の毛のない猫。毛がないのにさわり心地がベルベットのよう。
「風呂に入るゴムちゃん(音出ます)」
家の中を鳥と猫が自由に動き回っていました。
渋谷「間に合わなかった」
2007.5.11[Fri]
会社帰りに渋谷のライブハウスへ。キルザの出番は21時過ぎから。
ところが、ライブハウスに到着したのが22時過ぎ。結局1.5曲しか聴けなかった。残念。
* *
次に演奏していたエイプヘッズのギターの人。ギターを弾く姿、表情があまりにも素晴らしくて釘付けになってしまった。本当にギターを弾くことが好きなんだろうなぁ。
目白「全速力で走る」
2007.5.10[Thu]
最近、お腹の主張が強くなってきたので、それを抑えるために走っています。今日は目白まで。意外に近かった。学習院の学生がまぶしかった。
途中、会社帰りらしきおっちゃんの自転車に抜かれまいと全速力で並走したためバテテしまった。おっちゃん意図的に並走してペース上げてたような気がする。
これからくる筋肉痛さえなければ走るのとても気持ちいいです。久々に思い切り走ったのが爽快だった。
温暖化「買い物袋事情」
2007.5.9[Wed]
地球温暖化阻止のため買い物袋の有料化が始まるらしい。
買い物袋はごみ捨てに使うからあってもいいような気もします。どちらかというとトレーとか、包装を減らした方がいいような気がします。
スーパーに並べられている商品の値段には人件費や輸送費などのコストが上乗せされています。もちろん買い物袋の料金も上乗せされていると思います。
有料化に伴い、一枚5円で買い物袋が販売されるそうですが、いままで商品の値段に買い物袋の値段が加算されていることを考えると買い物袋を受け取らない人に対して5円引きしてあげればいいのにと思います。
お客は得した気持ちになるし、お店は実際買い物袋のコストが減って、地球環境にも優しい。そっちのほうがいいことづくめなのになぁ。
病院「予約を入れてくる」
2007.5.8[Tue]
心臓が痛いので病院へ。
診察を受けた限りでは問題ないと思うけれど、念のため24時間心電図検査と超音波検査の予約を入れてくる。
医者には心臓よりも自律神経が過敏かもしれないねぇ。とのこと。そう、僕は繊細なんです。へへ。・・・あれ、あまり関係ないのか??
ホイアン「やさしい明かり」
2007.5.7[Mon]
たまたまテレビをつけたらベトナム・ホイアンの映像が延々と映されていました。
ホイアンはトゥボン川沿いにある古都。戦禍をのがれた街並みは細い路地がいくつもあって、そこを歩くと人々の生活を垣間見ることが出来ます。夜になると布製のランタンが軒先に灯され、入り口にお供え物と香が焚かれます。
川沿いに灯るランタンの明かり。いつか行ってみたいなぁ。
PV「YOUR LOVE ALONE IS NOT ENOUGH」
2007.5.6[Sun]
「マニック・ストリート・プリーチャーズ」がカーディガンズのボーカル・ニナ・パーソンと歌っているビデオクリップが好きです。
ギターのリッチー・ジェームスが1995年に突然失踪し、いまだに見つかってないことを初めて知りました。な、なにがあったんだろう??
東中野「手巻き寿司ジャケット」
2007.5.5[Sat]
引越しを手伝ったお礼にご馳走を振舞ってくれるということで岡・Fuji家へ。
机の上には色とりどりの食材が並べられていて手巻き寿司が用意されていました。みんなであーだこーだ言いながら食べるのは楽しいです。Fujiさんが作ったいわしグラタンもボリューム満点でうまかった。ご馳走様!
* *
料理の後、スタンリー・キューブリック監督の「フルメタルジャケット」を観ました。
前半は若者が海兵隊に作り変えられる様子が舞台。鬼訓練教官ハートマン軍曹から繰り出される卑猥かつ罵りの言葉の数々。嫌悪感を通り越して感嘆してしまう。殺しのプロである兵器としての人間が作られる様子が描かれています。
元海兵隊訓練教官だったリー・アーメイが演技指導のためキューブリック監督に呼ばれ、手本を見せたところあまりの迫力にそのまま教官役を演じることになったというエピソードも納得です。
厳しさや環境が全然違うけど、部活を思い出しました。厳しい指導者の下で集団行動していると自分の役割やゴールが明確に見えてきて、それを達成するのが段々と快感になってくるんです。駄目人間扱いされ続けてたのが、ミッションをクリアしていくことで段々認められていきいつのまにか自信もついてきて・・・。いわゆるアメとムチ。
あぁ、僕らの世代はギリギリ学校に厳しい上下関係としごきがあったのです。まぁ、これも良し悪しだと思いますけどね。
後半はベトナム戦争の様子が舞台となります。
観終わったあとは、なんと言っていいのか・・・。なんとも言えない気持ちに苛まされるのですが、また観たいと思ってしまう。
岡が5回も見ている理由がわかるような気がします。
秋葉原「手作り料理」
2007.5.4[Fri]
朝、一昨日から遊びに来ている酒井さんがチャーハンを作ってくれました。店で出てくるのと同じで丸い。うまい。
その後、秋葉原へ。
電気街口を出ると秋葉原独特の世界が広がっていました。私が大学生の時よりもさらに独自の路線を強めているような気がします。
ここでダートと合流。またダートーのクスクスが食べたくなったのでお願いして作ってもらうことに。今回はココナッツカレー+クスクス。
何で甘くなってしまうんやろ?と言いながら、香辛料を入れ続け完成したクスクスカレー。今回もうまかったです。
* *
前回初めて挑戦した秋葉原のメイドカフェ「コスチャ」にダートーを連れて行こうと思ったのだがいっぱいでは入れなかった。残念。
しかし、コスチャのホームページは会社では見づらいなぁ。
【Nikon D40/AF-S DX ズームニッコール ED 18-55mm F3.5-5.6G II】
熱海「行き当たりばったり日帰り旅行」
2007.5.3[Thu]
熱海に行ってきました。
当初湯河原の温泉に入ってのんびりしようと思っていたのですが、湯河原の次の駅が熱海だとわかりなんとなく変更。下調べなしで熱海へ。
右も左もわからないので駅のインフォメーションで資料を集める。すると熱海駅から歩いてすぐのところにブルーノ・タウトが建てた「旧日向邸−熱海の家」があるらしい。
ワタリウム美術館の「ブルーノ・タウト展」を観たいと思っていたので、ひょんなことから現物を見ることが出来てうれしい。
人通りのない路地の奥まったところに旧日向邸はありました。予約制だったのですが、快く飛び込みで見学させてくれました。部屋に入ると海が一望できる景色に圧倒されます。
一階は銀座の和光や東京国立博物館本館を建てた渡辺仁氏の設計らしい。一見簡素なつくりですが、温泉暖房を使っていたり、寝ながら入ることが出来る風呂があったりとおもしろい趣向が施されてました。
案内してくれた方によると、海の眺めが主役なので部屋の装飾は控えめなんだそうです。
そして、後日作られた地下部分がブルーノ・タウトによる設計。元校長先生だったという案内のおじいさんが丁寧に説明してくれます。日本に亡命してきたタウトが桂離宮やその他日本建築を見て感銘を受けたことが随所にちりばめられていました。
特に一番奥にあったしとみ戸とブラインドを合体させたものに和洋折衷の結晶を見たような気がして感慨深かったです。
日本に一つしかないブルーノ・タウトの建造物。ここでも主役は景色で床に座りながら眺める海はとてもきれいでした。
きっと京都桂離宮の月見台に魅せられたタウトの思いが込められているのかもしれません。
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その後、フェリーで初島へ。
到着するとゴールデンウィークを島で過ごす人々でごった返してましたが、夕暮れ過ぎるとたくさんいた人がいつの間にかいなくなり、釣り師と猫だけになりました。
ここで食べたイカ刺とところてん、あした葉のかき揚が絶品でした。おすすめ!
* *
その後、熱海の温泉に入って帰路に。熱海またいつか行きたいです。
【Nikon D40/AF-S DX ズームニッコール ED 18-55mm F3.5-5.6G II】
物欲「二眼レフカメラ」
2007.5.2[Wed]
二眼レフカメラが欲しいです。安くて軽くて小さいのが希望・・・。
LOMOから出ている「ルビテル166U」が最有力候補なんですが、上海で作られているシーガルも良さそう・・・。
迷う。
漫画「三つ目がとおる」
2007.5.1[Tue]
手塚治虫の漫画「三つ目がとおる」を読む。
仏像や古代の壁画にあるおでこの丸い飾りは実は第三の目で、その昔三つ目族が世界を支配していた。その三つ目族の子孫写楽保介が古代文明の謎を柔軟な発想と解釈で紐解いていく展開が楽しいです。
* *
漫画でも出てくるメキシコのマヤ遺跡、有名なカスティージョのピラミッドは東西南北に4つの階段があり、それぞれ91段。一番上に頂上の1段があり全部足すと365段。つまり一年の暦を表すそうです。
また、春分の日、秋分の日には階段の影が左右対称のギザギザになり羽根の生えた蛇のように見えたり、音が反響して空に抜けていく音響効果があったりと地球の運行や、自然の原理を巧みに織り交ぜた神殿なのです。
こういった話だけでも、心躍るのですがそれを漫画として三つ目族との関わりを基に拡大解釈していく展開は古代文明への想像を膨らませてくれ読んでて飽きません。
なにが事実なのか。ではなく、古代文明に思いを馳せることの楽しさをよみがえらせてくれる漫画でした。